その手をぎゅっと、離さないで

今日もすごく寒かったからすぐにお風呂に入って自分の部屋へ向かった。

今月はお小遣いが余っていて結構ドーナツ食べちゃったから夜ご飯は食べなかった。

部屋についたら即ベッドにダイブ!


天井を見上げてボーッとしていた。

あ、そういえば…



告白…どうしよう。

桜華からすればまず、アタシが男子をくん付けしていることに驚きだと思う。


「明日しようかな…。」

アタシは行動派だからもう明日する気満々になってきた。

だから即、桜華にメッセージを送った。

〈to桜華〉
明日、告白決行!
吉岡くんと仲いいでしょ?
放課後どこかに呼び出ししてほしいデス!
場所はまた明日相談してもいい?


よし、これでだいたいの準備はOK。

今日、桜華は機嫌が悪かったから返信こないかな。


振られるのがわかっての告白ってつらいな…。

まあ気持ちを伝えられるだけでいいっか!



そう思って今日はぐっすり寝た。

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