その手をぎゅっと、離さないで

別れ





「はぁー。」


二限も終わって今は休み時間。

次は団式だ。

私たちはいち早く体育館に向かわなければならないから体育館で待機中。





だるい。














大輝と顔を合わすの気まずい。




それに、もう気づいてる。
















私は、愛花姫たちにはぶかれてる。

多分、これからははぶきどころじゃなくなってイジメになるのはもうわかる。


愛花姫は大輝と同じクラスだから顔を合わす。

最悪。





「あぁー!めんどくさー。
未央~。どっちが先言う?」

「順番的に桜華からだよ」

「マイク使うのやだ」

「しょうがないよ。
じゃあ嫌だって先輩たちにいうの?」

「それは…嫌だから…
あー!我慢すればいいんでしょ」



憂鬱になってくる。


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