OLの私が高校生に恋をしたッ⁈





「おつかれさまです。」



その日、会社を出る際出くわすヒト一人一人に挨拶をして退社する




今日は所謂、花金




特に予定のない寂しい22歳はなんとなーくの足取りで駅に向かった




駅ビルの出入り口に来ると何となくあの日のように綾斗くんが立ってるんじゃないか



なんて心が勝手に期待する




現実はそんな運命を感じさせるようなこともなく人がただ行き来するだけ



「はぁ・・・」





変に期待する自分に嫌気刺す



確か、ファンデーションそろそろ無くなりそうだし買って帰ろっ




無難な自分なりの予定を作り、1階の化粧品売り場に足を運ぶ



キラキラした世界に入るとその世界に見合うような煌びやかな華の女子高生二人組みが視界に入った




いいなー女子高生



若い



とにかく若い


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