OLの私が高校生に恋をしたッ⁈





カラオケ店を出て



"待って!ちょっと止まって"


と必死に声をかけるも、振り向いてもらうことすらなく




暫く歩いてからやっと道端でピタリと立ち止まったアヤトさん


「あのっ・・・」



「ここまでくればもう平気だろ」



「へっ?」



「リョウさん、ベッタリだったからさ」





・・・もしかして、助けてくれたの?




私がリョウさんに触れられるの嫌だったの気づいたの?




あの、短時間で・・・?




「しっかし、下心見え見えだったよなー。
あのまま解散してたら確実に事件起きてたなー。一夜のアバンチュール?」



「ひぃッー」



キモいキモいキモい!!




少しでも考えただけで、吐き気がする



この人のお陰で、それを間流れたんだっ




「あの、本当に本当にありがとうございました。」




「いえいえ、美雪さんがアイツの手に渡らなくて何より」




< 23 / 337 >

この作品をシェア

pagetop