OLの私が高校生に恋をしたッ⁈
カラオケ店を出て
"待って!ちょっと止まって"
と必死に声をかけるも、振り向いてもらうことすらなく
暫く歩いてからやっと道端でピタリと立ち止まったアヤトさん
「あのっ・・・」
「ここまでくればもう平気だろ」
「へっ?」
「リョウさん、ベッタリだったからさ」
・・・もしかして、助けてくれたの?
私がリョウさんに触れられるの嫌だったの気づいたの?
あの、短時間で・・・?
「しっかし、下心見え見えだったよなー。
あのまま解散してたら確実に事件起きてたなー。一夜のアバンチュール?」
「ひぃッー」
キモいキモいキモい!!
少しでも考えただけで、吐き気がする
この人のお陰で、それを間流れたんだっ
「あの、本当に本当にありがとうございました。」
「いえいえ、美雪さんがアイツの手に渡らなくて何より」