OLの私が高校生に恋をしたッ⁈





「綾斗くん、来年からウチで働くのよ?」



「・・・・・・・・・へ?」




じょ、状況が・・・掴めないんですけど・・・




「ほら、あのCM反響かなり良かったじゃない?あれからモデル兼営業ってことで、スカウトされたのよね?」



「まぁ、そんな感じです」




「き、聞いてないよ!!?」



「美雪さんには時が来たら言おうと思ってたので」



「あ、ごめん綾斗くん。普通に言っちゃった」




「良いです。それはそれで。」




「え・・・待って?!てことは・・・どう言うこと??」




「・・・美雪さんってホントに年上なんですか?」


「なっ?!」



呆れる彼に"失礼な!"と怒ろうとした時



私の左手を取り


「来年になれば分かるんじゃない?」


チュッと薬指にキスをした




「〜〜ッ?!///」




いくらバカな私でも



こんなことされたらこのキスにどんな意味が含まれてるかなんて直ぐ分かる






"兎梁 美雪"になる未来は


そう遠くないかもしれない

少し先の物語 .° .・.。 : ・ ❁
< 326 / 337 >

この作品をシェア

pagetop