OLの私が高校生に恋をしたッ⁈





【ayato side】



「あれぇ綾斗くんどこか行っちゃうのぉ??」



「ちょっと、電話してきますね」



「えぇ〜早くマリのもとへ戻ってきてねっ♪」



「努力します」


営業スマイルを向けて甘ったるい声を出すソイツの腕をすり抜ける




「・・・はぁ」



個室から出ると自然と溜息がこぼれた




久々にうざい奴いたなー。



あーいう、声は寒気がする



今日はもう帰るかなー



そんなことを考えながらトイレに向かう



目的地が近くなるに連れて薄笑いを浮かべる奴が多々目に入った



・・・ナンダ?



不思議に思いながら、そのまま足取りを進めると明らかになった原因



「・・・ぷっ」



嘘だろ


面白すぎ、はらいてっ



俺を笑わしてくれる原因は壁に寄りかかって立ち寝している彼女


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