OLの私が高校生に恋をしたッ⁈




顔を真っ赤にして目をつぶり、完全に意識は夢の中



立ち寝って

「器用すぎだろ」




その時、ガクンと膝が曲がり前に倒れ込みそうになった彼女を咄嗟に抱え込むように支える




「美雪さん。重いんですけど。起きてよ」



「ん〜・・・」



「はぁ。」



完全に意識ねーじゃん



お陰さんで俺まで注目の的じゃんか


つーか、この人と偶然に会う確率高過ぎだろ



「美雪さん。起きろよ」



「ん・・・」



思いっきり俺に身を委ねていた彼女がふと意識を取り戻し身体が軽くなった




「起きた?」



「・・・」



反応することもなくポーッと俺を見る美雪さん




そういえばさっき部屋にいた"マリ"とか言う人と美雪さん


同い年なんだよな




こうしてみると、尚更この人の年上感が薄れる



今だって。



頬を赤く染めて



瞳は虚ろ


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