Savior-社長は救世主-

社長さんは私の荷物、収納
そして、部屋をひと通り教えてくれた


「ベットは…二人で使っていたんだ、けど今日から君が使っていい。俺はソファで寝るから」


…えっ?
一緒に寝ていたの?
まさか…どうして?


記憶がなくなる前の自分が
どう考えていたかわからない
お世話になっているとはいえ
同じベットで眠るなんて…


もしかして、私は社長さんの事を…?


私が目を覚ましてから
社長さんはの行動や言葉を思い返していた



…もしかして
社長さんって…私の事を?



『あの…今まで一緒に寝ていたなら、そうしましょう』


私の言葉に社長さんの目は丸々と驚いていた


環境を変えたくない
今までそうしていたなら、それでいい
もしかしたら思い出すかもしれない

思い出したい…
私の気持ち。
私は多分、社長さんに惹かれていたのだろう
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