Savior-社長は救世主-
離れていく社長の顔
その時、ようやく私は
キスをされたのだと気がついた
カーッと顔が赤くなるのがわかる
そんな私を見て、フッと笑う社長
「すげー、真っ赤」
『あ、当たり前ですっ!』
そして、また近づいてくる社長の顔
避けようとすれば避けれる
嫌と言えば言える
けど、私は社長のキスを受け入れる
そして、社長のクビに腕を回した
やっぱり私は社長のこと、好きだ
何度もキスを交わし
息も乱れ始める
好きだと言われた私は
社長に自分の気持ちを伝えていないことに気がついた
離れた社長の唇がまた触れようとした時
『待ってっ!』
ようやく言えた一言に
社長はキョトンとしている
『あ、あのですね…』
改めて言おうとすると
なかなか言えずに、モジモジしてしまう