秘密の契約
ビキニ姿でホテルの中を歩くわけには行かないから2人ともTシャツとショートパンツを履いていた。



待ち合わせは1階のロビー。



2人が行くと千波と郁斗の側に2人の女の子がいた。



大学生っぽい大人っぽい雰囲気の女の子達だ。



千波が首を振っている。



「ちょっと、あの女2人はなんなのよ」


愛が憤慨している。



いわゆる逆ナンというやつなのか……。



日菜はこんな場面を見慣れていた。



出かけるたびにこんな事は日常茶飯事なのだ。



でもいくら日常茶飯事だと言っても見てしまうと日菜の胸はズキッと痛んだ。









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