秘密の契約
日菜が素直なのは眠かったんだな。



日焼け止めを背中に塗り始めた時から日菜の目がとろんとしていた。



日菜の顔を覗きこむとぐっすり眠っていた。



無防備な顔をして眠っている……。



千波は日菜に直射日光が当たらないようにビーチパラソルを調整した。









「あれ?日菜寝てるの?」



数分後、郁斗と愛が戻って来た。


2人は頭までびしょぬれだった。



「千波さん、ここの海はきれいですね」



愛がにっこり笑って言った。



「そうだね ここの海は好きなんだ 気に入ってくれて良かったよ」







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