秘密の契約
「ねえ、君っ 俺たちと一緒に遊ばない?」



突然上から降ってきた声に日菜はビクッとする。



いつの間にか日菜の後ろに2人の高校生らしい少年が立っていた。



「友達を待っているんです」



日菜が断ると馴れ馴れしく「いいじゃん」と言って腕を掴む。



「いやっ!離して」



「君、可愛いからさ~ 一緒に遊びたいんだよね」



「結構です」



日菜が腕を掴む手を振りほどこうと体を動かす。



かなりきつく掴まれて痛かった。





< 130 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop