秘密の契約
「関係ないよ 俺は日菜だけいれば良い」



日菜の肩に千波の指がかかる。



その仕草にドキッと心臓が音をたてた。



「もちろんそうだよな」



秋成が笑って同意した。



+ + + + + +



再び2人になった時に千波くんがおじ様に呼ばれた。



父親くらいの年齢の男たちが数人いる。



「日菜、ここで待ってて」



「うん」



日菜をそこにおいていく事がためらわれたが日菜に気を使わせたくなくてそこで待たせた。






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