秘密の契約
「日菜ちゃん、ばっかみたい!千波兄にどれだけ迷惑かければ良いのよ!」



日菜の顔を見るなり暴言を吐く萌に日菜は何も言えない。



「今時、お酒が一滴も飲めない子なんてありえないっ!」



萌に言い返せなかった。



千波くんに迷惑をかけてしまったのも事実だから。



「やっぱり日菜ちゃんは千波兄に相応しくないよ!」



それだけ言うと部屋から出て行った。




< 166 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop