秘密の契約
「ママ、お花余ってるかな?」



「あら珍しいわね?活けるの?」



和室でお花を活けていたママに聞くとうれしそうに聞いてきた。



「朝倉のおば様に 夕食に誘われたの」



「そう、結婚も秒読み段階なのかしら?」



「ママ!あたしはまだ高校生だよ?結婚なんてまだまだ考えられないもん」



真っ赤になって否定する娘を見て微笑む。




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