秘密の契約
この間の事があるからペロッとグラスの中身を確認してみる。


子猫にも似た仕草だ。



「日菜ちゃんだっけ?」



日菜の目の前に座った男の子が日菜の仕草を見て笑みを浮かべていた。



「えっ!?あっ はい そうです」



グラスを持ったまま目の前の男の子に相槌を打った。



「日菜ちゃん、すごく可愛いね もてるんじゃない?」



愛は周りのみんなと話をしていたが日菜たちの会話に耳を傾けてもいた。



日菜を守るのは自分の役目。



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