秘密の契約

癒したい

家に帰ると制服から私服に着替えて家を出た。



千波くんに会うのは何日ぶりだろう……。



顔を合わせずらい。



だけどあの朝、家に来てくれたのはなぜなのか知りたい。



インターホンを鳴らすとお手伝いさんが出て来てリビングへ通された。



リビングにはおば様が疲れたようにソファーに座っていた。



「おば様……」



日菜が声をかけなければ気が付かないほどぼんやりしていた。



「日菜ちゃん……いらっしゃい」



立ち上がって日菜に微笑む。




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