秘密の契約
時間がたっぷりあったはずなのにお弁当が出来上がった時には着替えるだけの時間しかなかった。



秋の陽気らしくなく、ぽかぽかと暖かい日になるらしい。



日菜は長袖のブラウスにデニム地の膝上のスカートをあわせた。



長い白のニットカーディガンを着て支度は終わった。



ピンポーン



「うわっ 来ちゃった」



日菜は急いで下に降りると玄関で萌が千波と話をしていた。




< 336 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop