秘密の契約
「おはよう 日菜」



「おはよう 千波くん」



大きな荷物を持っているといつものように千波は手を差し出した。



「重いね?」



「あのね、お弁当を作ったの」



靴を履くと言った。



「日菜の手作り?嬉しいよ」



微笑まれて日菜の心が暖かくなった。




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