秘密の契約
「もう少し行くとテーブルがあるらしいよ」



「うん、じゃあ そこで食べようねっ」







空いていたテーブルに座って日菜はお弁当を広げた。



「全部日菜が作ったの?」



たくさんの中身に千波が驚く。



「そうだよ~ 美味しくないかもしれないから口に合わなかったらそう言ってね?あそこで買って来るから」



売店を指差した。



「美味しくないわけがないだろう?」



日菜は千波の返事に笑顔を向けて箸を渡した。




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