秘密の契約
触れるだけのキスに日菜は物足りなさを感じて心の中で笑った。



千波くんはあたしの彼氏……。



小さい頃からの想いが叶って日菜は今幸せだった。



「あたしもがんばるから」



日菜の言葉に千波が笑う。



「何を頑張るのかな?」



「え……」



頑張るとは言ったがそう聞かれても思い浮かばなかった。



「日菜は頑張らなくてもいいの 笑って側にいてさえくれればね」



「うん♪」



帰りが遅くなってしまった2人はファミレスによって夕食を食べると急いで家に帰った。




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