秘密の契約
「あれ?日菜……」



あてもなく歩いていると愛にばったり会った。



「愛ちゃん……」



ぼんやりと歩いている日菜は愛の顔を見ると目を潤ませた。



「日菜?どうしたの?」



日菜の様子がおかしい。



愛は日菜の手を取ってすぐ近くのカフェへ連れて行った。



店内は繁盛しているようでこれなら会話もわざわざ声を小さくしなくても済む。





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