秘密の契約
「俺の顔に何か付いてる?」



面白がった声に日菜は大きく首を振る。



「何も付いていない……」



見ていたことがばればれだった……。



「落ち着かないんだね?」



「……」



答えに困って黙っていると膝の上に置いた手に千波は片方の手で重ねた。




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