秘密の契約
「おやすみ 日菜」



玄関まで千波は送ってくれた。



「ごちそう様でした おやすみなさい 千波くん」



千波の指が日菜の頬に触れる。



その仕草に日菜の心臓がドキンと脈打った。



千波は顔を傾けてそっと口づけをした。



「自信もって 俺は日菜を愛しているんだから」



「うん 千波くん……大好き」



< 394 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop