秘密の契約
「お帰り 日菜」



リビングに顔を出すと母と萌がいた。



「千波君と食事してきたのよね?うらやましいわ~ おいしかった?」




日菜の返事も聞かずに母が言う。



「うん おいしかったよ」



「いいな~ 日菜ちゃんばっかり」



萌が口を尖らせて日菜を恨めしそうに言う。




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