秘密の契約
「萌も千波君くらいの彼氏を見つけなくちゃね?」



母がからかうように言う。



「千波兄くらいの良い男なんているわけないじゃん 郁兄だってまだまだだし」



などとぶつぶつ言っている。



「あたし、お風呂入ってくる」



日菜は2人から逃れるようにリビングを出た。



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