秘密の契約
「そんな事ないよ?」



愛がチョコレートの包みを開ける。



「ほんと良い奴」



郁斗が言うと愛はそっぽを向いた。



良い奴どまりか……。



郁斗にとって自分は恋愛対象ではない。



どっちかって言うと男友達って言う感じなのかもしれない。



わかりきっていたけど……。



愛の胸は痛んだ。




< 415 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop