秘密の契約
日菜はがっくりと肩を落としてベッドの上に寝そべった。



明日、楽しみにしていたのにな……。



ため息ばかり出てくる。



はぁ……。


会いたいよう 千波くん。



ドアがノックされた。



日菜が返事をすると母が入ってきた。



「ママ……」



日菜はベッドの上に身体を起こした。



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