秘密の契約
「あれ?コンビニに行くんじゃなかったの?財布でも忘れた?」


まだ萌は階段にいた。



息を切らしている日菜を見て萌が言う。



「えっ……と 明日買う事にしたの」


様子のおかしい日菜を見て萌が聞く。



「日菜ちゃん、外に変な人でもいたの?」



日菜の様子に萌が外を気にする仕草をした。



「そんな人いないよ 今日はいいの 明日買うから」



日菜はそのまま逃げるように部屋に戻った。




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