秘密の契約
カフェレストランのパーキングに車が停まった。



日菜はさっさと外へ出た。



そんな態度に自分でも嫌になってくる。



「日菜ちゃん こっちだ」



夏葉が入り口へ案内する。



何度も来ているらしく夏葉を見るとオーナーらしい年配の女性がにこやかに出迎えた。



周りに誰もいないテーブルに案内された。



「日菜ちゃん、何のジュースがいいかな?ケーキもおいしいけど?」



「バナナジュースがいいです ケーキはいりません」



夏葉は自分にはコーヒーと日菜のバナナジュースを頼んだ。




< 456 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop