秘密の契約

お買い物

日菜は千波と手をつなぎマンションの近くの大型ショッピングセンターの中を歩いていた。



すれ違う人が見ていくのは千波くんがカッコいいから。



紫のダウンジャケットにジーンズ姿の何気ない姿でも千波くんは人目を惹く。



「日菜、どこから行こうか?」



「え……っと……重いものは後にしたいから日用品からにしよう」



クリスマスソングを耳にして日菜は立ち止まった。



「早いな、もうクリスマスか」



千波が立ち止まった日菜に言う。




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