秘密の契約
家に戻った日菜は萌の好奇心たっぷりの目を無視して自分の部屋に入った。



それでも萌は後ろから付いてきて続いて入ってきた。



「ねえ ねえ 日菜ちゃん、今日一日何してたの?」



萌が日菜のベッドに座って意味ありげに微笑む。



「何って……お買い物してからお夕食作って食べて帰ってきたんだよ?」



萌の聞きたい事はわかっているもんね。



「ほんとに!?一日中千波くんのマンションにいてだよ?何にも無かったの!?」




< 499 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop