秘密の契約
「こんな所でいいの?」



手をつないで歩いていた所に急に引っ張られて立ち止まった千波が日菜の指を刺している方を見た。



「うん、もうお腹すきすぎ、今すぐ食べたい!」



「OK」



千波は微笑むと日菜に引っ張られるようにして店の中へ入った。






「あれ?兄貴と日菜」



食べ終わる頃、郁斗の声がした。



声のした方を見るとサッカー部の集団の中に郁斗がいた。




< 525 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop