秘密の契約
「もう見たんだからそんなに恥ずかしがらないで」



日菜にフッと笑いかける。



「だって……千波くんはもうお洋服着てるし……」



「恥ずかしがる所も大好きだけどね」



真っ赤に染まった頬にキスを落とす。



「日菜、食事に行こう」



「食事ならあたしが作るよ?」



真顔になって言う。



「いや、外に出よう ねっ?」



「う、うん」





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