秘密の契約
日菜は千波の電話が切れると愛と梨絵に電話をした。
2人ともそういう約束だから仕方ないねって言ってくれ、日菜は何度もごめんねと謝って電話を切った。
クリスマス・イブに千波から誘われて幸せの絶頂にいた日菜。
だが予定がキャンセルになってしまうとは日菜も千波も夢にも思わなかった。
翌日、千波は秘書室へ入ると十和子が近づいてきた。
「おはようございます 千波さん」
年上の十和子だが朝倉の跡取りとあって「さん」付けする。
「おはようございます」
千波はデスクにカバンを置いた。
「千波さん、部長が来てくださいって」
「わかりました」
千波は秘書課を出て廊下に出ると十和子が付いてくる事に気づく。
振り向いて十和子の顔を見る。
「わたしも部長に呼ばれているの」
にこっと微笑む。
「そう」
千波は言葉短く部長の部屋へ向かった。
2人ともそういう約束だから仕方ないねって言ってくれ、日菜は何度もごめんねと謝って電話を切った。
クリスマス・イブに千波から誘われて幸せの絶頂にいた日菜。
だが予定がキャンセルになってしまうとは日菜も千波も夢にも思わなかった。
翌日、千波は秘書室へ入ると十和子が近づいてきた。
「おはようございます 千波さん」
年上の十和子だが朝倉の跡取りとあって「さん」付けする。
「おはようございます」
千波はデスクにカバンを置いた。
「千波さん、部長が来てくださいって」
「わかりました」
千波は秘書課を出て廊下に出ると十和子が付いてくる事に気づく。
振り向いて十和子の顔を見る。
「わたしも部長に呼ばれているの」
にこっと微笑む。
「そう」
千波は言葉短く部長の部屋へ向かった。