秘密の契約
「日菜?」



「ん……いいよ……」



断りたかったのに口では承諾していた。




「ありがとう 日菜 うれしいよ お礼は考えておいて」



料理が運ばれてきたものの日菜は料理を突っつくだけだった。



「千波くん……期間はどの位?」



「たぶん半年位」



「うん わかった……」



半年後には千波くんはいなくなっちゃう……。



日菜は涙が出そうになってうつむいたのだった。








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