秘密の契約
「けっ、俺がなんで思わなくちゃならないんだよ?」



半ば、呆れたような郁斗に萌は口を閉ざした。



やっぱり、郁兄も機嫌悪いんじゃないっ!



「日菜は小さい頃から兄貴が好きだったんだ 念願が叶って祝福してやりたいくらいだよ じゃあな」



そう言って郁斗は校庭に向かった。






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