秘密の契約
数日たったある日、日菜は朝倉家にお邪魔していた。



豪華な朝倉家のリビングで日菜は花を活けていた。



ソファーには千波の母、佐知子が座って日菜が活けるのを満足そうに見ている。



千波はと言うとやはりソファーに座り日菜を見ていた。



「すてきね~ おばさん、向日葵は大好きなのよ」



活けている花は日菜が持って来た。



喜んでくれて日菜も嬉しい。



千波くんはコーヒーを飲みながら時々、あたしたちの会話に口を挟む。



そんな時間が日菜は嬉しかった。








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