秘密の契約
その後、2人はドライブに出かけた。



日中のうだる暑さの中、車の中は快適で日菜はドライブを楽しんでいた。



「郁斗、運転免許もうすぐ取れそうだって」



千波がサングラス越しに日菜を見る。



「そうなんだ~ 郁斗、運動神経良いから車の免許も簡単に取れるんだね?」



ちょっとうらやましそうな日菜。



「日菜?もしかして免許取ろうなんて考えている?」



「だめかな……?」



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