青空と真夏の海
それから、続ける。
「もしかして、何か予定ある?」
「ううん。暇だよ。
逆に予定あったら、海に来ないよ」
「それもそうだな。
じゃあ、早速泳ぎの競争だ!」
「うん!負けないよー」
「こっちだって」
こうして、楽しい時間は、
あっという間に過ぎていった。
「ただいまー」
「おかえりなさい。千里。
楽しかったかい?」
「うん。それに友達も出来たんだ!
遊介君って言う子なの。」
「よかったねぇ。
ちゃんと仲良くするんだよ」
と、おばあちゃんはニコニコしてる。
「ご飯のしたくをしなきゃねぇ。
手伝っておくれ」
「はーい」
そして、
お風呂に入って、思い出した。
あ、あの小瓶のこと聞くの忘れてた。
それにあの小瓶、
どこかで見たんだけど・・・
気のせいだよね、きっと
似ているのはたくさんあるし。
布団に入っても、
明日のことを考えると眠れない。
明日も遊介君と、
遊ぶ約束をしたし、楽しみだな。
と思いながら、
いつの間にか眠っていたみたい。
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