涙色。

終学活中。

日直がどんどん進めていくなか、

私は前に立っている先生を頬杖をついて見つめてる。

はやく、おちてくれないかなー…

あ!…そうだ。

メアドを渡してみよう。

どうするんだろ?

さすがに受け取らないかな?

でも、この感じだと…受け取る…ね。

だってさっきからチラチラと目が合う。

ほら、また合った。

「…ははっ…」

分かりやすすぎて、つい笑ってしまった。
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