涙色。

「りい、このままでいいの?」


涙でぐしゃぐしゃになった私にゆんが語りかける。


「全然よくない…」

「じゃあ、ぶつかっておいで。だめだったらだめで当たって砕けろだよ!もうすぐ夏休みだし?…行っておいで」


ゆんが優しく背中を押した。










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