君は誰よりも強い
「ねぇ」
私は東山に尋ねる。
「東山もサボりだよね?」
今日の朝、教室に東山がいなかったのを私は覚えていた。

「そうだけど、どうかした?」
東山があまりにもあっさりと認めたので、正直驚いた。

「いいの?学校休んだりして」
「サボりにサボりを咎められたくないな」
「まぁ、そっか」

「相席させてもらえる?」
彼は私の返事も待たずに目の前の席に座った。
< 9 / 9 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop