蛹の涙
「・・・・まぁ、いいけどよ。俺がお前に言わせてやっから。
『助けて』
ってな。」
「・・・・期待していますね。」
まぁ、どうせ無理だろうけど。
「で、話っていうのは俺の友人についてだ。」
「・・・・朱雀さんの事ですか?」
「違うよ~。僕じゃなくて、きっくーのことでしょ?」
「あぁ。」
き、きっくー、さん?
・・・・すごい名前だな。
じゃなくて、その、きっくーさんに関わることになる、とか?
いや、ないか_____って、あっ。
フラグたったな。コレ。
「明日から学校に通うことになったみたいだから、よろしく頼む。」
知ってた。