ピュアに恋して♪


メイドか・・・。
うん。



「まぁちゃん、メイドだったの?」

「え?」

「いいな!私、女海賊だったんだ。ほら、それってすらっと背の高いまぁちゃんくらいじゃないと似合わないじゃん。だから私も困ってたんだ。よかったら変えてくれないかな?」



私はそう言ってくじをまぁちゃんに差し出した。



「ちょっと白石さん。それじゃあくじの意味が・・・」

「相川さん・・・。そっか、そうだよね。でも、せっかくなら似合う人に着てもらった方がいいと思うんだけど」

「それはそうかもしれないけど」

「ほら、私背低いからズボン裾上げしなくちゃいけないと思うし」




私は必死にそう説明する。
でも、相川さんはあまり納得していない表情。



「まぁまぁ、いいじゃん。お互いが納得して交換するならさ。亜子ちゃんだってよりよくしたいと思って提案してるんだし」

「立川くん・・・」



明るい口調で立川君が取り入ってくれる。




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