あの日から動かぬ時間
竜也「麗来にとって大翔の存在は大きかった?」
麗来「まぁな。だから、亡くなった時は自分を責めた。私のせいで犠牲者を増やしてしまった事。」
手を握りすぎて痛い。
竜也「麗来。力になれるかわからないけど俺が支えになってやる。」
麗来「せいぜい頑張るんだな。」
まぁ、黒豹がどこまで頑張れるかちょっとかけてみよう。
竜也「なんか、思ってたより怖くないんだな。」
麗来「えっ?」
怖いか…。
竜也「感情を表に出さず、不正を許さないとは聞いてたからちょっと怖いのかと思ってた。」
麗来「世界No.2の雷神の総長が何、ビビってるんだよ。」
竜也「いや…だって…。想像と会った時とだいぶギャップがあったから。」
ギャップね…。