あの日から動かぬ時間
《竜也SIDE》
驚いてるよな。
麗来「何のために?」
竜也「疲れたから。」
麗来「あんなので疲れてるとかマジで笑える。」
笑われてもいいや。
竜也「仕方ねーだろ。」
麗来「まぁ、ここはあんたの別荘だ。好きにしていい。」
一緒に寝ていいのかよ!?
案外、麗来って何事にも無関心だから何しても大丈夫な気がしてきた。
竜也「思ってたより全然、抵抗しねーんだな。」
麗来「世話になってるし、少しはあんたのワガママ聞いてやろうと思って。」
優しいんだな。