あの日から動かぬ時間
プルルルルー
麗来『もしもし。何の用?』
来『相変わらず冷たいね。』
麗来『用がないなら切る。』
来『待って。なぎちゃんにはLINEで送ったんだけど、竜也と隆稀が必死になって麗ちゃんの情報調べ始めた。』
麗来『興味ない。でも、来!口が裂けても私が麗だって言うなよ。』
来『分かってる。』
麗来『用はそれだけか?』
来『うん。じゃあーね。』
来は真斗と幼なじみだから昔からの知り合い。
なんで、雷神に入ったかは前に聞いたけど忘れた。
私は大翔がいなくなってから全てのことに興味がなくなった。
不正の世界No.1が表の世界No.1を狙ってるって言われた時も…どっかの族が私を殺そうとした時も…。