あの日から動かぬ時間

春馬「麗来。そろそろ戻れ。生きれなくなる。」

麗来「戻っても何もいいことはねーだろうけどな。」

大翔「そう言うなって。」

麗来「はいよ。」



渚紗「…麗来?」

麗来「誰だ?」

ってか、なんでこんなに人がいるんだ?

駒井「撃たれすぎて記憶がとんでるんだな。」

麗来「記憶喪失ってさっき教えてもらった。」

羽月「お兄ちゃん達に会った?」

麗来「お兄ちゃん達?」

駒井「無理に聴きだすな。」

紗来「麗来。しばらくは別荘でこの人と暮らして。そうすれば記憶が戻ると思うから。」

麗来「戻らない方がいいと思ってる。撃たれたってことは、私は命が狙われるようなヤバイことをしてんだろ?」

大斗「違う。だから、竜也君と暮らして少しずつ思い出していけばいい。」

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