あの日から動かぬ時間
《羽月SIDE》
れーちゃんは変わった。
大翔さんが死んでから。
私は心の支えになれてんの?
渚紗「羽月?」
羽月「なに?」
渚紗「大丈夫か?麗来の事、考えてんだろ?」
矢見「リハビリになればと思って、この学校に入学させたが無理そうだな。」
渚紗「それは、わからない。」
なーちゃんは、れーちゃんを信じてるんだもんね。
矢見「麗来が少しでも変わってくれればいいけどな。」
諒太「まぁ、麗来も葛藤中なんだろ。」
みんな、それぞれだけどれーちゃんを思ってることは、確か。
渚紗「私は、そろそろ教室戻る。」
矢見「お前らも戻れ。」